公務員試験_受験体験記

公務員試験&行政書士の対策法まとめ

労働基準監督官A(面接カード)

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こんにちは。

今回は、労働基準監督官の面接カードについて書いていきたいと思います。少しでも情報不足に悩む労基受験生の力になれれば幸いです。ちなみに、労基は唯一面接落ちした試験種です。不合格者の面接カードだということを踏まえて参考にしてみて下さい。

 

1.対策方法

 

⑴所感

オーソドックスな項目ばかりで比較的書きやすかったと思います。提出も面接当日なので、1次合格発表から書き始めても十分に間に合います。仕事内容が独特なので全て理解するのに時間がかかりますが、労基は専願の人が多いのでみなさん真面目に調べてるでしょう。

⑵情報収集

・説明会
・パンフレット
・労働基準監督官の仕事がわかる本
・去年合格した先輩のES

職場の雰囲気を見るためにも説明会は行った方がいいです。労基は職業柄他の職種よりも個性があるため、それが自分に合っているか早めに確かめた方がいいからです。他には、労働基準監督所を訪問して実際に監督官の人から話を聞くことをお勧めします。事前に電話して、受験生で面接対策のために直接お伺いしたいことがあると伝えれば、簡単に訪問することができます。仕事調べに関しては、パンフレットと「労働基準監督官の仕事がわかる本」で十分だと思います。後者の本はオススメですが絶版のため、メルカリ等で探す必要があります。

 

2.面接カードの内容

 

⑴志望動機・受験動機

労働者が安心して活躍できる社会を実現したく、志望しました。きっかけは、家族が長時間労働を理由に退職したことです。私は、適正な労働環境は、働く人だけでなくその家族にとっても必要であり、その実現には、第三者の存在が不可欠だと考えます。監督官となり、労働者・使用者双方の視点から、公平公正に職務を全うし、適正な労働環境を実現していきたいです。

※自身の経験に絡めて志望度が高いことをアピールしました。
※監督官の立場を理解していることをアピールするため、違法労働は悪という一方的な考えでなく、公平さについて言及しました。

 

⑵専攻分野・得意分野(学業や職務経験を通じたもの)

ゼミナールで〇〇法律を専攻しています。私は、××についてレジュメにまとめ発表し、その内容について全員で議論しました。この活動を通じ、法律知識だけでなく、相手に納得してもらえるような、法律を噛み砕いて論理的に説明する力が付きました。監督官として適正手続きに則り、相手に分かりやすい説明をしていきたいです。

※法律知識があるだけでなく、監督官として論理的かつ平易に使用者を説得できることをアピールしました。
※監督官の仕事を理解していることをアピールしました。

 

⑶最近関心や興味を持った事柄(社会生活、時事問題、社会情勢など)

4月に改正出入国管理法が施行された事です。外国人労働者が増加する事から、労働局の外国人相談窓口の多言語化や周知が必要だと考えます。また、普段の生活から外国人がより身近になる事から、私自身が外国人と向き合っていく事が必要だと感じています。

※労働と関係ないものでもよかったのですが、少し関係するものにしました。
※社会問題に対して当事者意識が持てることをアピールしました。

 

⑷印象深かったこれまでの体験(学校生活や職務、ボランティア活動、アルバイトなどの体験を通じて)

〇〇団体の合宿係として、費用削減のため10年続く慣習を改革した経験です。改革には、労力や費用がかかるため反対するメンバーもいました。粘り強く話し合い、メンバーの理解を得るのは大変な事でしたが、団体の発展だけでなく、自身の成長にも繋がる経験でした。

※問題を発見し解決まで導く力があることをアピールしました。
※意見が異なる相手に粘り強く対応できることをアピールしました。

 

⑸自己PR

私の強みは、相手の立場に立って考える力です。(〜割愛〜)労働者・使用者の話をしっかりと聞き、誠実に対応したいです。

※相手を理解しそれに応じた対応ができることをアピールしました。
※最後に公平な視点があることを改めて言及しました。

 

⑹趣味・特技など

割愛

 

以上で終わります。

最後までご覧頂きありがとうございました。