労働基準監督官A(面接再現)
こんにちは。
今回は労働基準監督官の面接再現について書いていきたいと思います。
結論から言うと、評価Dで足切りでした。面接直後の感触的にも受からないだろうと思っていたので妥当な評価だと思います。公務員試験では、筆記点数+面接点数の合計点で評価されますが、労基は違います。労基は足切り評価のDを2次受験者の半分以上に与えるため、面接でC以上をとれば倍率的に筆記の点数がどんなに低くても最終合格します。「こぐまねこ」と言うサイトをみて頂ければ分かりますが、例えばH17の試験では二次不合格者81人のうち79人が面接D評価です。労基の筆記は一次試験の足切りとしてしか機能せず、2次試験は面接のみの勝負となります。Twitterで労基受験生と何人か繋がっていたのですが、第一志望で筆記高得点の3人が不合格、志望度・点数が低い2人が合格というなんとも言えない結果でした。笑
質問事項は全てメモしてありましたが、自分の回答については記憶が曖昧で、再現として価値がないかもしれません。ご了承ください。
ESからの質問が多いので、先にこの記事を見ることをお勧めします。
1.面接官の印象
中央
50〜60歳の男性
終始高圧的な態度で、他の面接官が質問している時もため息を何度もついていた。
右側
30〜40歳の男性
真顔で淡々と質問された。
左側
50〜60歳の男性
笑顔だったが、難しい質問が多かった。
2.面接再現
入室してすぐに「早く座って」と急かされる。アイスブレイクなしで想定外の質問から始まる。
中央の男性
・労働基準行政の分野で関心のあることは?
労働基準行政ですか…、最近ではやはり時間外労働の上限規制が導入されたことに関心があります。(入室で戸惑う中、"労働基準行政"に限定した関心を聞かれる。ESの関心欄は完全に労働基準行政に限った話ではなかったので、何をいうべきか焦る。回答後、妙な間があったのでもっと詳しく言って欲しかったのかもしれない。)
・志望動機言ってみて
ESの志望動機を少し補って回答する。(妙な間の後、一切関心がないかのように次の質問に移る)
・ふーん、監督業務以外の仕事なんてやる気ないんでしょ。どうせ他の業務のこと知らないんじゃないの?
いえ、そんな事はありません。監督業務だけでなく安全衛生や労災補償の業務にも取り組んでいきたいと考えています。(志望度が低いと思われたのか、呆れたような口調で質問される。)
・やる気あるのなら労災補償業務について説明してみてよ
はい、労働災害が起きた場合に必要な事実の調査を行い、それをもとに保険給付を行う業務です。(割と完璧に答えたにも関わらず、興味がなさそうに次の質問に移る。)
・中小企業が違法賃金してたら労基としてどうする?
是正勧告を行います。相手が納得してくれるよう、なぜ悪いのか、これからどうしたら良いかを分かりやすく伝えます。
・是正勧告しても拒否してきたらどうする?
相手がなぜ拒否するかを考え、それによって相手が納得できる説明をしたいです。もし悪質な場合には、指導ではなく処分を行います。(記憶が曖昧だが、たしかこのような回答をした)
右側の男性
・ESの印象深かった経験を話してみて
ESの内容を補って回答する。(詳しく質問されるだろう箇所があったのにスルーされる)
・〇〇団体ではどのような役割だったのか
合宿係を担当していました。(もっと説明したかったが、この時点で心が折れていたため一言で終わらせてしまう。これに対して質問もなくスルーされる。)
・長所と短所を教えてください
失念
・短所のエピソードは?
失念
左側の男性
・健康状態は良好か?
はい、特に問題ありません。
・ゼミでの役割は?
失念
・ESに「論理的説明」とあるが、あなたが論理的に話すときに気を付けている事は?
相手が納得しないと意味がないので、相手の理解度を把握して、前提情景や背景知識の説明の加減、専門用語の言い換えをするようにしています。
・是正勧告を拒否する企業がいたとして、あなたが今話した気をつけていることを再現しながらどのように対応する?
失念(かなり回答に苦戦した覚えがある)
中央の男性
・はいじゃあ面接終わりね。帰っていいよ。
(通常10〜15分のところ、たった9分で終わってしまいました。)
以上で終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました。