公務員試験_受験体験記

公務員試験&行政書士の対策法まとめ

特別区(面接カード)

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こんにちは。

今回は、特別区の面接カードについて書いていきたいと思います。書くといっても、内容をコピペして軽く解説するだけです。「この書き方いいな」「ここは下手だけど上手く書き直すならどうなるだろう」、なんて思いながら見ていただけると幸いです。

 

1.対策方法

 

自分はES作成に苦手意識を持っていました。なぜなら、正解がないため際限なく突き詰めなければならないし、添削してもらっても人によって矛盾する指摘を受けたりするからです。ES作成に毎度かなりの時間を割きましたが、ある程度納得したら、妥協するようにしていました。ESは直接的な評価対象ではなく、あくまで面接でのコミュニケーションのための一手段に過ぎないため、最終的には割り切ってしまうことが大事だと考えていました。

⑴情報収集

・23区合同説明会
・各区説明会
・志望3区の関心分野の政策
・去年合格した先輩のES

⑵作成手順

①自己分析
②ESの項目毎に箇条書き
③字数気にせず文章化
④表現の工夫や字数制限に合わせた調整
⑤複数人に見てもらいその都度調整
⑥想定問答しながら微調整

相談・添削は、大学の就職支援課と東京仕事センターを主に利用していました。

 

2.面接カードの内容

⑴あなたが今後どのような仕事に挑戦したいか、ご自身の特徴や特別区への志望動機も含めて具体的に書いてください。

私は、ひとり親家庭の支援に挑戦したいです。その理由は、区民の皆さんに、生まれ育った環境に左右される事のない人生を送って欲しいという思いがあるからです。私の特徴である相手の立場に立って考える力を活かし、一人一人のニーズに応えたきめ細やかな支援を行い、誰もが将来に希望を持てるまちを実現したいです。そのためにも、区民の方と対話の機会が豊富で、切磋琢磨し合える特別区を志望しました。

※指示文の通りに、挑戦したい仕事→特徴→志望動機の順番で書きました。
特別区の志望動機のため、「対話豊富」で国・県と区別し、「切磋琢磨」で他基礎自治体と区別しました。

 

⑵あなたが今までに最も難しい目標にチャレンジし、困難な状況を乗り越えた経験を教えてください。

ファミリーレストランのキッチンで2人の新人の教育をする事が最も難しい目標でした。人員不足から業務が忙しく、2人の教育を進める事ができませんでした。そこで私は、店長やホールに相談し、一時的に料理の提供時間を調整する事で、時間の余裕をつくり、その間に新人達の性格に合わせた丁寧な教育を行いました。その結果、業務と教育を両立させながら、新人達を成長させる事ができました。

※問題解決能力と区民対応能力がある事をアピールするため、このエピソードにしました。
※まず問に対して答えてから、エピソードの要点を簡潔に説明しました。

 

⑶チームで1つの物事に取り組んだ経験について教えてください。そこでのあなたの役割と、独自の考えやアイディアでチームに貢献したことを具体的に書いてください。

〇〇団体の合宿係として、80人が参加する4泊5日の合宿を、他役員5人と一丸となって運営しました。大学の期末試験の時期に合宿準備をしなければならず、全員の大きな負担となっていました。そこで私は、役員と積極的にコミュニケーションを取り、情報を共有する事で、協力し合える体制をつくりました。その結果、全員が一丸となる事で、すべての準備を予定通りに行い、合宿を成し遂げる事ができました。

※協調性をアピールできるエピソードにしました。
※すべての問に答える事を意識しながら、エピソードの要点を簡潔に説明しました。

 

以上で終わります。

最後までご覧頂きありがとうございました。