公務員試験_受験体験記

公務員試験&行政書士の対策法まとめ

埼玉県庁(面接カード)

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県議会議事録等をまとめた資料


こんにちは。

今回は、埼玉県庁の面接カードについて書いていきたいと思います。これまで同様、「この書き方いいな」「ここは下手だけど変えるならどうだろう」と考えながら見ていただけると幸いです。

 

1.対策方法

 

⑴所感

難しかったです。以下の⑴が埼玉県を志望した理由、⑵がやりたい仕事というふうに分けられているので、⑴でなぜ他の自治体でなく埼玉県なのかを重点に書かなければなりません。そんなの"愛着"以外になくないですか??でも、"愛着"だけじゃダメとか言われるんですよ…。この項目を考えるだけでかなり苦労させられます。また、提出期限が早いです。7月初旬にある二次試験でGDと論文が行われるのですが、その日に面接カードが提出となります。一次合格発表から1週間ほどしかないので急いで書き上げなければなりません。

⑵情報収集

インターン
・説明会
・5カ年計画
・知事のブログ 
埼玉新聞(関心分野と予算案のみ)
・県議会議事録(予算案のみ)
・去年合格した先輩のES

1dayインターンと説明会に参加して県の仕事について調べました。県は国・基礎自治体に比べて仕事内容が分かりにくいので、出来る限り調べた方がいいです。友人と面接練習してても理解が浅い人が多く、受験生のほとんどが広域自治体の役割を分からないまま面接を迎えるのではないかと思います。
政策知識については、知事のブログ・埼玉新聞・県議会議事録をお勧めします。県議会議事録は難しそうな印象がありますが、政策概要→それについて質問→その答えと読みやすい順序になっているので、むしろ1番わかりやすい資料と言えます。関心分野については上記3つをチェックして覚えた方がいいですが、それ以外の分野に関しては面接でもあまり聞かれないので概要を軽く見ておくだけで十分だと思います。これらの資料はかなりの文章量なので、必要な部分だけWordにまとめ印刷し、それを書き込みをしながら読み込むようにしていました。
合格者ESは複数見ましたが、⑴の書き方は千差万別だったので、こう書かなければいけないと拘らずに、自分の好きなように書いていいと思います。

 

2.面接カード内容

 

⑴県を受験した動機について具体的に書いてください。

埼玉県は、自然環境に恵まれ発達した交通網もある事から、生涯住み続けたいと願う人が多くいると感じています。私は、住み続けたい人が多くいる埼玉県だからこそ、県内の誰もがより良い生活を送れるようにしたいと思いました。県職員として、新たな時代の流れに対して積極的に挑み、全国をリードする取組みをしていきたいです。

※結局愛着で書きました。ただ、住んでいたからではなくなぜ愛着を持つに至ったのかを詳しく書きました
※抽象的に書きましたが、県職員として~の所で、他自治体との区別をつけました

 

⑵採用された場合、従事してみたい仕事について具体的に詳しく書いてください。

私は、埼玉県職員として、ひとり親家庭の支援に携わりたいです。ひとり親家庭の生活が安定し自立できるように、親の就労支援や子どもの居場所づくりを、国や市町村と協力・調整しながら取り組んでいきたいです。その際に、私の強みである相手の立場に立って考える力を活かし、県民の目線で、円滑に連携をして、取り組んでいきたいです。

※関心があり、県が力を入れている分野を選びました。
広域自治体の役割を理解していることをアピールしました。国・県・市町村がこの分野について役割をどのように棲み分けているのかを理解した上で書いた方がいいです。

 

⑶これまでに力を入れてきたこと又は誇れるような体験や知識・特技などについて、書いてください。

〇〇団体の合宿係として、費用削減のため10年続く慣習を改革した経験です。改革には、労力や費用がかかるため、反対するメンバーもいました。私は、団体の全体集会で説明したり、メンバーの意見に対して個別で答える事で、粘り強く話し合いました。この結果、メンバーから理解が得られ、改革を達成できました。

※埼玉県は先進性を意識しているので、向上心がある事をアピールしました。
※国・市町村・民間・県民の方等、多数の関係者と連携しながら仕事ができることをアピールしました。

 

⑷ボランティア・地域活動について書いてください。

地元自治会の夏祭りの運営を手伝う地域活動をしていました。当日の会場設営や山車の準備をしていました。運営の中心はほとんどが高齢者の方なので、無理をさせないように、常に周りに気を配り、仕事を率先して行うようにしました。

※これくらいしか地域活動をしていませんでした。
※周りを見て行動ができることをアピールしました。

 

以上で終わります。

最後までご覧頂きありがとうございました。