公務員 模試のメリットと活用法
今回の内容は、模試についてです。
私は、全部で10つの模試を受けています。これは、他の受験生と比較してかなり多い方だと思います。(普通は2〜5)なぜ多くの模試を受験したのか、活用法と一緒に書いていきたいと思います。
1. 模試のメリット
なぜこれほど受験したかと言うと、模試には直前講座等の単価講座と比較して、以下のような多くのメリットがあると感じたからです。
①ペースメーカー
模試の日程を基準に勉強スケジュールを立てることが出来ます。漠然と目標を立てるよりも、この模試までに参考書を◯周すると目標を立てた方がモチベーションを上げやすかったです。特別区模試までに学系2周、裁判所模試までに法律3周、といったように方針を立てていました。
②シミュレーション
模試を会場受験をすることで、前日の過ごし方・当日の朝・試験の時間配分等で本番さながらのシミュレーションをすることができました。難問に遭遇した際の、時間の掛け方や捨てるタイミングの感覚も養うことができます。
③実力判定
偏差値を見ることで公務員受験生の中での相対的な実力がわかります。また、普段の参考書を周回するだけでは気づかない弱点を見つけられます。これらを基に勉強方法やペースを修正することができました。
④予想問題
模試には予備校が威信をかけた予想問題が使われており、直前期の問題集になり得ます。特に、過去問がない時事・経済事情では対策に模試の問題を重宝します。
2.活用法
・受験直後
終わったその日は、答え合わせをして点数を確認し、数的処理以外の復習をしました。時間がかかってしまうため、数的処理だけは翌日の午前中に復習していました。
・復習の仕方
全問題は確認しませんでした。試験中に、選択肢毎に知らなければ✖、うろ覚えなら△を記しておき、それらの選択肢と間違えた問題のみを復習していました。
具体的には、教養知識と専門科目は、問題文を正しい文章に修正する"正文化"を行いました。これによって、直前期に正文を読むだけで模試の最終確認ができる状態にしました。他方で知能問題は、×△問題を復習した後は、書き込みを全て消しておき、直前1週間くらいに時間を測って解き直せるようにしました。
・時事・経済事情
これら科目の問題は集めれば問題集として活用できるので、別の模試を受けた友人と協力して、40〜50問ほど手に入れました。トップ画像のようにオレンジペンで正文化を行い、赤シートで隠して問題を解くようにしていました。赤ペンでなくオレンジペンで正文化すれば、読むだけでなく何度も解くことができるのでオススメです。
3. 結果
・LECトライアル模試① B判定
教養19/25 専門13/20
・LECトライアル模試② B判定
教養12/25 専門17/20
・LEC地上国家模試① B判定
教養32/50 専門23/40
・LEC地上国家模試② A判定
教養34/50 専門27/40
・TAC特別区模試 A判定
教養28/40 専門33/40 論文70
・LEC特別区模試 A判定
教養23/40 専門35/40 論文74
・TAC裁判所模試 B判定
教養24/40 専門20/30 専記60 小論60
・LEC裁判所模試 A判定
教養22/40 専門27/30 専記72 小論52
・LEC労働基準監督署模試 B判定
教養26/40 専門28/40 記述88/200
・LEC国家一般模試 E判定
教養20/40 専門25/40 論文47
以上で、模試についての記事を終わりにします。
ご覧いただきありがとうございました。